榎田ユウリ氏による小説『猫とメガネ』出版社:文藝春秋のオーディオブック版を拝聴しました。
主人公は理屈っぽくて、人の痛みに鈍感な男性。
彼の結婚相手は彼を幸せにする力がありますが、
彼に、彼女を幸せにする力はありません。
その事実を突きつけられた時、主人公はどうするか?
彼は「自分は変わりたい。
頑張るしかない」と悟りますが…
人を幸せにする力を、鍛えなければ、と思わされる良書。
「努力すれば、相手と自分が、救われるかもしれない。」
と考えさせられる。
笑えるところもある、面白い本。
おすすめです。