ある日の夕方、グランド・マザーリーフが田舎道を一人、車を走らせていると、一頭のシカが車道に出てきました。
その少し前、その土地に詳しい人に「シカは群れで動くから、一頭見たら、4,5頭仲間が近くにいるとみて間違いない!」と言われたのを思い出して、車を止めました。
すると、本当にシカが4,5頭現れました。
止まらなかったら、車がぶつかっていたかも知れません。
ぶつかれば、車の方がやられます。
グランマは「人の忠告は素直に聞くものだね」と教えてくれました。
忠告してくれたのは、グランパが苦手な人だったそうですが…
下園壮太さんの本に、次のような事が書いてありました。
車を運転中、前方にボールが転がってきたとします。
その時、「ボールが転がってきた」とだけ思うか、「ボールが転がってきた。子供が急に飛び出してくるかもしれない」と思うかで、事故を防げる確率が変わるそうです。